今日は、IDEAS FOR GOOD・加藤佑さんとマザーハウス・山崎大祐さんのポッドキャスト対談を聞いて思ったことを書き留めておきます。
留学して1月弱経ち、これからのことを考えるいいきっかけになったので。
マザーハウス × IDEAS FOR GOOD
ソーシャルなことに興味がある人なら誰もが知ってるであろう、この2つ。
私は小田原の罠オーナー制度で出会った悠介さんがきっかけで知ったブランド。
会社を立ち上げた山口絵理子さんの著書『裸でも生きる』をおススメされて、読んで、めちゃめちゃ刺激を受け、続きも全部一気に読んで、国際開発系興味ある人や何か動きたいと思ってる人に私も思わず薦めました!
そこからご縁があって、アセナビでもインタビューに行かせて頂き、今も憧れのブランド。
IDEAS FOR GOOD - 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン
TwitterやFacebookでシェアされているのを見ない日はない!
世界中の面白くてソーシャルグッドなアイデアを発信するWEBメディア。
自分で積極的にチェックしてるわけじゃないけど、周りの繋がってる人達がその情報を教えてくれて、その見出しにいつも惹きつけられ、読んでみるとめっちゃ面白くて自分もシェアしたくなる…。いつもそんな感じ。
こないだもバリ島のエコホテル『Mana Earthly Paradise』を知るきっかけをくれ、これからインタビューともしかしたら来年少し働かせてもらうかもしれません。
そんな社会にインパクトを与える組織の代表おふたりの対談が、面白くない訳がない!
色々迷ってたところに、少し新しい光が差し込んだ感じ!
やっぱりメディアなのかな
加藤さんの「社会におけるメディアの役割とは?」という問いに対して、山崎さんは
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メディアには大きな役割が2つあると思っていて、ひとつは世の中の新しい可能性を見つけること。まずやっぱりこれ。
そしてもうひとつは、残念ながら世の中には知らないことで価値観がぶつかったり、偏見が生まれたりしてることが沢山ある。知るだけで変わることが沢山あって、例えば価値観の違いだって、みんな違って多様なんだって、それを知らないことでぶつかったりしてるので、その緩衝材になることというのがあると思う。
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との答え。そこからマスメディアとの違いに触れながらWEBメディアが持つ可能性について話は移っていった。
マザーハウスでは店舗は「メディアであれ」と言われているそう。
物作りを通じて社会を動かすマザーハウスでは、物を届ける媒体がお店であり、お客様との接点でもある。そこで働くスタッフは "ストーリーテラー" であり、商品の向こう側にあるストーリーを語り、商品を手に取った人が新しい世界と出会えるようにする。
これを聞いていて思ったのが、私は自分自身がメディアでありたいということ。
今まで何となく自分の中でテーマというかキーワードとしてきたことに
・地球まるごと→自分ごとにする
・生き方の選択肢を増やす
・人、場所、物を繋ぐ ≒ 媒介する
というのがあって。
媒介するものが媒体(メディア)であるわけで、私は自分をメディアにして生きていきたいなぁと改めて感じました。
それはメディアで働くとか、今後もブログを書くとかそういうことではなくてね。
将来のこと
よく「将来は何やりたいの?」「就職は?」とかも聞かれるんだけど、それは全く決めてない。
こないだ誕生日を迎えた際、FBで昴さんから「まだ22歳なのか!!!可能性しかないな!!!」とメッセージを頂いて、いやーほんとそれです。笑
とはいえ同期はちょうど就活を終えたタイミングな訳で。私は理系でとりあえず院進っていうモラトリアムを許してもらえてるから、そんな悠長なこと言ってられるんでしょ。昴さんも7年大学通った強者だから特別だよ!っていうツッコミもわかります…
けどそれこそ "選択肢を増やす" っていうのは、こういうところからやってきたいなぁと思う。
それはさておき、具体的な将来のこととかは色々視野に入れつつまだ決められずに、無限の可能性を持った真っ白な状態のまま、はっきりとしたビジョンは描けていなかったんだけど、このポッドキャストを聞いてる間にはじめて結構先まで伸びた1本の道が見えました。
もちろんそれを目指すとか、実現させるってことじゃなくて、ひとつの例てか妄想なんだけど。
まず2年かけて修士は取る。
そのあと1年くらい、日本を旅しながら自分が良いなと思った暮らし方を取材して回って、IDEAS FOR GOODみたいなメディアに所属出来たら最高よね。それで一番好きになった住みたい土地に家を作って、納得できる幸せな暮らし方をする。
納得できる、っていうのは今は正直良いとは思ってないけど諸々の都合上で諦めてること、例えばエネルギーの循環とか食べ物の仕入れ先とかゴミの行き場とか、を好きなように作り替えて、自分にも環境にとっても無理がないやり方にするってこと。
で、その家は色んなことの拠点になるようなものにしたい。
たとえばファームステイをして子供たちの遊びと学びの場になったり、都市で生きることを選択した友達が家族を連れて毎年夏休みに遊びに来てくれたり、地域の人が集まって新しいアイデアを生んだり、旅人がふらっと訪れて羽根を休めることができたり、年を取った両親がのんびりと人生を楽しんだり…。
それで自分の子供も周りの人に助けてもらいながら、その家で育ててもらいたい。
定住したとしても、あちこち飛び回って動き続けたいから、母親がそれをしてても子供が健やかに育てる環境を作りたい。
やっぱり私は世界を見て関わり続けたいし、勉強も続けて専門家としても動いていたい。だから国連も考えてるし、博士号も取ろうと思う。
グローバルとローカル、理論と実践、科学の世界と市民の生活、社会のためと自身の幸せ。
これらはどれもどちらか一方しか選べないものじゃないし、どっちもやってそれを媒介したい。
それで最後は、子どもたちが巣立って旦那さんともお別れしても、その家に集まる次世代の人たちの挑戦と成長を見ながら、時々ひとりでふらっと海外旅行行っちゃうみたいなおばあちゃんになりたいよね~。
そんな欲張りなって怒られそうだけど、欲張りはいつものことで、なんかもはやそれをアイデンティティにしていこうかなという開き直り。笑
まあ現実問題、生きていくというのはもっと大変なわけで。
こないだもニコちゃんと「お金の要らない暮らしをしてても保険、税金、年金はかかるからね。」って話をしたな。
なにより私は一連の渡航が終わって帰国する頃には一文無しなので、全力で稼がないとまず院の学費が出せない。笑
けど、こうやって未来のビジョンを好き勝手考えるのがとっても楽しくって、このところは前に建てたビジョンの実現のために動かなきゃいけなくて、想像する作業が出来てなかったから、ワクワクした!
私はいつもその場の思い付きでバァアーっと一気に先々の道筋を想像して、それもコロコロ変わって何パターンもあって、その都度状況に合わせて、いややりたいことに合わせて状況を変えながら実行するタイプ。だからこの1本を機に、これからもどんどん未来を描いて、真っ白な無限の可能性を楽しんでいきたいなぁ。
とりあえずまとめ
という訳でこちらでの生活にも慣れ、日々の刺激も弱くなってきた今日この頃。
「日本での5か月と引き換えにするだけのことを、こちらで得られるのだろうか…。」なんて思い始めてたんだけど、将来への新しいアイディアが浮かんだし、来た意味あった!
あんまり焦らず、調子に乗らず、引き続き動いていこう。
ちなみに現時点では、このセメスターが終わったらスマトラ島に渡って少しボランティアをしてから、年明けに一時帰国して附高のスキー学校を手伝い、再度バリ島に戻って上述のホテルで3か月ほどインターンしたら、お金もったいないのでその足でオーストラリアに寄り道してコスタリカの野生動物保護センターのインターンに向かおうと思ってます。
たぶんまた変わりますが!笑
ってことで当初の予定より1月日本にいる期間が短くなりそうなので、もし会ってくれる方は把握しといて♡
とりあえず私は極めて元気にやっております!
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