4つ目の理由は、社会課題に向き合いながら幸せに生きるには?を考えたかったからでした。
5つ目の理由は、グローバルとローカルのはざまで揺れているから、です。
社会にある様々な課題、持続的な未来を作るために、自分はグローバルとローカルどちらのフィールドからアプローチすればいいのか。
それについて今思っていることを書いていきたいと思います。
グローバル vs. ローカル ...?
以前、3つ目の理由(環境系/意識高い系学生のキャリアとは…?)でも書きましたが、
大学に入ってからの活動は
・どこか国内の地方の暮らしに関わること
・アジアを中心とした海外での研修やプログラム
の2つに主に分けることが出来ます。
国内の学生の中でもなんとなく、それぞれのコミュニティがある気がします。
地方創生に関わりたい学生のミートアップ、とか特定の国や地域ごとの学生サークルとか。
その界隈ごとには結構共通の知り合いが重なって、繋がりを感じることも多いのですが、その両方を興味持ってる人はあまり多くない気がします。
もちろんいるし、私が出会ってないだけでもっと沢山いると思うんだけど!
たとえば面白いのは、
研修生として日本に来た外国人が田舎で苦労しないようにサポートしたいとか、
地方の活性化にはインバウンドの存在は重要で、地方と外国の懸け橋になりたいとか
田舎の子供たちに留学や世界をもっと身近に感じられるような仕組みを作りたいとか…!
こういう取り組みとってもいいな~と思うのですが!!
いま私の中であるグローバルとローカルの葛藤というのは、トップダウンとボトムアップの2項対立とちょっと近いもので。
世界的な動向や現状を把握して、指針や制度を作るような立場が良いのか
あるいは地域に根差した現場で、人々を巻き込んで実際に行動を起こしていくのか良いのか
もちろんどっちも良いんです。
世界中でこのそれぞれをやる人がいるから、全体として動いていくのですが、自分にはどっちにいることが適していて、最終的な作用が大きくなるんだろう。
もうちょっと言うと、どっちからより必要とされていて、力が発揮できて、或いは心地よく感じられるだろうか。
これを見極めていきたいというのが、今の段階です。
海外に居る時の居心地の良さ
海外にいる時の自分が好きです。時間が好きです。
はっきりとはわからないし、日本では違うのかと言われるとそうでもないのですが…
海外にいる時の方が余計な気を遣わなくていいし、自由な気がするし、素の自分でいられて楽です。
日本にいるときも素ではあります。
周りの評価に流されない、芯が強い、というようなことはよく言われるし自分でも思います。
けど、やっぱり社会にある共通の価値観とか、『こうした方が良いだろう』みたいなものに影響されてるんだろうなぁ、とは外に出てると強く感じます。
特に "Independence" という点において。
自分は自立している方だと思うし、そう居たいと思っています。
でも日本にいるとそれが必ずしもプラスに働かない(と、少なくとも私はそんな気がしている)。
自立し過ぎているとなんとなく敬遠されたり、ドライな感じがしたり、自分のペースでいること・個人プレイが褒められなかったり、(私にとっては)過剰な気配りや心配が飛んできたり。
だけど日本の外、特にアジア圏外の人たちはみんなもっとIndepentで、それぞれ自分の考えと責任に則って自分の動きを決めてるし、お互い干渉しない。
それは別に他人との関わりが薄いということではなくて、他人のことも、また自分自身もきちんと尊重し、interfere(干渉)ではなくinteract(相互作用)しあう感じ。
そういう関係性に慣れている人たちといると心地よいなと思うのです。
日本の外にいることの弊害
一方で、前回の留学で初めて海外に住んでみて、日本の外にいることの大変さというか、デメリットみたいなものを感じたのも事実です。
今のところ、復学してもう1年日本で大学生をしてから、ドイツか北欧の大学院に進もうと考えています。
そのあとPhDをどこかで取るのか、働くのかはまだわかりませんが、もう数年はほかの国に暮らしてみたいなぁと思っています。
でもやっぱり日本にないと日本の状況やニュースが入って来づらいし、自分の中の関心が薄れてしまいがち…。
…って書いてみたものの。
なんか、一時帰国した時に海外に居たことで抜け落ちた何かを感じたのですが、それをアウトプットするまでに時間がかかり、もうバリで1ヶ月が過ぎようとしている今すっかりわからなくなってしまいました…!汗
やっぱすぐ言葉にすることも大事だな。笑
まあ、何か思ったってことだけ心に留めて、また様子を見ます。
今、バリで働こうと思った意味
最後に、これだけ書いておきたいと思います。
私は今バリ島でインターンをしています。
他のどの国でも、インドネシアの別の地域でもなく、バリ島であることに大きな意味があったんです。
というのも、バリが世界的に見てもサスティナビリティの最先端であるから。
もともと住んでいるバリ人たちのヒンドゥーに基づいた宗教観と、海外からくる環境意識の高い移住者たちのカルチャーが混ざり合い、類を見ない高いSustainabilityが浸透しています。
やっぱり、ちょっとこの話は長くなりそうなので、改めて記事にしたいと思います。笑
最終的にはまず日本で、日本の社会に作用したいと今は考えています。
日本批判もするけど、日本人もその文化も好きです。
その上で、日本の社会を動かしていくために、いまバリで働くことが必要だと感じました。
ということで、次の記事が出来るまでしばしお待ちください。
バリのサスティナブルな面に興味がある方は、こちらの記事をご参照ください!